車の一時抹消

車の一時抹消登録とは？メリットと登録の流れ

一時抹消登録は、一時的に車の登録を停止することを意味します。

何かしらの理由で長期間、車に乗らなくなった時に一時抹消登録を行います。

一時抹消のメリット

一時抹消登録のメリットは、登録をすることで自動車税などの税金を支払う義務が免除されることです。

また、自賠責保険料の還付も受けられます。過払い分は月割りで返還されます。

一時抹消の流れ

一時抹消の登録の流れですが、以下の書類を持って運輸局へいって手続きを行います。

• 自動車検査証（原本）
• 自動車検査証返納証明書交付申請書
• 自動車検査証返納届出書（軽第4号様式）
• 自動車税申告書
• 印鑑
• ナンバープレート

この時に交付される「一時抹消登録証明書」は、再登録をするときに必要になります。

一時抹消のデメリット 知らないと大損

一時抹消にはデメリットもあり、知らないとお金の問題で大損することもあります。

自動車重量税は還付されない

一時抹消登録では、車検時に納付している自動車重量税は還付されません。

自動車重量税の還付は、車を解体したときにだけ還付されます。

駐車場代などがかかる

一軒家で駐車場があるならいいのですが、マンションなど駐車場を借りている場合は保管の費用がかかります。

一時抹消をしても車自体は保管の必要があるため、そういった意味で出費がかかることを覚えておきましょう。

車の価値が下がる

これは忘れている方も多いのですが、車は年式が古いほど価値が下がります。

一時抹消で数カ月程度ならそこまで価値は下がりませんが、1年以上放置すると車を手放すときに大きく損をしてしまうことを覚えておきましょう。

一時抹消をする前にやるべき１つのこと

一時抹消の手続きをする前に必ずやってほしいことに、今の車の価値を調べることをしておきましょう。

とりあえず乗るかもしれないと一時抹消をする人もいますが、結局、車に乗らずに数年後に手放して大損するケースも少なくないからです。

車は年式が古いほど価値が下がるので、価値が高いうちに売れば手元に残るお金も多くなります。

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