車売却税金

車の売却にかかる税金について、個人と法人で適用される税金の違いがあります。

個人が車を売却した時は譲渡所得税がかかる？

車を売却したときに、利益が出ると、その利益に対して税金がかかることがあります。この税金のことを「譲渡所得税」といいます。

譲渡所得とは、簡単に言うと、売却額から購入費と売却にかかった費用を引いた金額のことです。この金額がプラスの場合、税金の対象になります。

譲渡所得は特別控除が50万円まで適用されるので、50万以上の利益が出たときに対象となります。

実際に購入した時の金額よりも50万以上高く売れる車は少なく（ランクルなど）、ほとんどの方は対象外と考えて問題ありません。

法人は車売却で消費税がかかる

法人が車を売却する場合、売却代金には消費税がかかります。

個人が一般的に使用している場合は該当しませんが、事業で使用している車を売却する場合には、消費税申告が必要となります。

売却金額に10%の消費税が上乗せされる形です。

印紙税

車の売却契約書を作成する場合、契約書に印紙を貼る必要があり、これが印紙税として課されます。

通常の車売却では印紙税はかかりませんが、場合によっては売却契約書に印紙を貼ることが求められることもあります。

自動車税について

車を売却したとき、自動車税の扱いは以下のようになります。

3月中に売却して名義変更を完了した場合

その年の自動車税は、払い戻しを受けることができます。

4月1日時点で所有者でなければ、納税義務はなくなります。

4月以降に売却した場合

その年の自動車税は、売却した人（旧所有者）が納める必要があります。

新しいオーナー（新所有者）は、翌年度から自動車税を納めることになります。

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