残クレ（残価設定ローン）のデメリット

人気のアルファードなど高級車に乗っている人が利用することでも有名な残価設定ローン。

残クレは、月々の支払いを抑えられることから人気がありますが、メリットだけでなくデメリットも理解しておくことが大切です。

これから残クレを検討されている方に向けて、デメリットを詳しく解説します。

残クレのデメリット1：金利が高くなる可能性がある

残価設定ローンは、最終的に車を返却するか、残価分のローンを支払うという仕組みです。

そのため、元金が減るスピードが遅く、結果的に支払う利息が多くなる可能性があります。

残クレは金利の種類によって総支払額は大きく変わります。

固定金利と変動金利があり、変動金利の場合は、将来金利が上昇するリスクも考慮しておきましょう。

残クレのデメリット2：車の自由度が低い

残クレの場合、車のカスタマイズは基本的に禁止されているか、ディーラーオプションに限られることが多いです。

愛車を自分好みにしたい方には、大きな制約となります。

月間または年間の走行距離に制限があり、超過すると追加費用が発生します。

頻繁に長距離ドライブをする方や、仕事で車を多く使う方には不向きな場合もあります。

残クレのデメリット３：車の状態によって追加費用が発生する

契約期間終了時に、車の状態が契約時の想定より悪化していると、残価よりも下取り価格が低くなることがあります。

その場合、差額を支払う必要があります。

契約期間中に想定外の故障や事故が発生した場合、修理費用がかかる可能性もあります。

残クレのデメリット４：他の車に乗り換えにくい

残価設定ローンが残っている状態で他の車に乗り換えたい場合、残りのローンを一度に支払うか、新しい車との中古車との差額を支払う必要があります。

所有者が「自動車販売店」か「信販会社」なので、乗り換えの際の手続きが複雑になる可能性があります。

残クレのデメリット５：人気車種だと損をする可能性が高い

人気車種の場合、残価よりも市場での中古車価格が高くなることがあります。

その場合、残価設定ローンで車を返却すると、損をしてしまう可能性があります。

アルファードやヴェルファイアといった人気車種の場合、5年後でも残価よりも売却の方が高い可能性があります。

こうした条件に当てはまれば、残クレの方がお得なので検討してみてください。

残クレについては、各ディーラーで詳しく説明してもらえますが1点注意があります。

乗り換えをするときにディーラーでは下取りについて説明されることが多いのですが、下取りの額より中古車業者へ売却したほうが高く売れる可能性が高いので、ディーラーへ行く前に愛車の査定額だけは調べておきましょう。

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早いうちに愛車を買取してもらったほうが次の車を買う時の資金が増えます。

査定額が下がるだけはなく、年式が古い車は故障が増えるので維持費も高くなります。

1カ月でも相場変動は大きいので、早いタイミングで売却も検討してみてください。

ナビクルの口コミ

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